アナログも時には必要

よく通信制の学校や通信教育などで、自主学習のテキストなんかを郵送のやり取りでもって添削する、というケースがありますよね。

というより、それがほとんどだったんですけど、今現在これってどうなっているんでしょうか。というのも、インターネット全盛のご時勢ですので、この手の紙媒体のやり取りというのもメールでできたりしないのかな、と思いまして。例えば看護師さんの資格が通信教育で取れるというのがあるんですけど、前調べた限りでは10年ほど前は講義や課題なんかの通信手段というのは郵送、あるいは放送大学を利用したものだったんですね。

しかし現在では、どうやらそれも様変わりしてきているようで。先に述べた放送大学での単位取得が、現在ではインターネットを利用したウェブ講義になっていたり、課題をメールで送受信するような形式を取っている所もあるようです。そりゃあそうなりますよね。今や各ご家庭に1台、パソコンとネット環境がある時代ですから。それに例えば離島のような郵便であっても簡単にはやり取りできないような場所ではネットとメールというのが1番早くやり取りできますから、講義や課題のタイムラグというものがなくなってくるわけです。おそらくこの看護師のやつ以外でも、今後はウェブ授業とメールでのやり取りというのが主流になってくるんだろうな、と思います。

しかし言い方を変えれば、ネット環境があるのが前提になってくるわけですが、それがない場合、というのも考えなければいけません。そう思うと、アナログな手段というのもやはり残しておくべきなんでしょうか。便利になるのも良し悪しですね。